エントリがだいぶ遅れましたが、レポ第3弾は、シドニーの文具事情についてです。
第1弾でモレスキンが空港にしか置いてなかったということを書きましたが、それに限らず、シドニーは文具愛好家としてはちょっと物足りない街でした。
ブランドにこだわらない国
Aussieは基本的に、外見やブランドにあまりこだわりを持たないようです。
高級ブランドの商品などは、日本のようにどこにでもあるわけではなく、高級住宅街の中のブティックにしかありません。
街を歩いていても、着飾っているような人は少なく、みんな自分のライフスタイルに合った服装をしています。
外見やブランドよりも、機能や実用性を重視するようです。
まさに”It works!”の精神ですね。
そんなお国柄も関係しているのか、日本のITO-YAや丸善のような高級文具店どころか、そもそも文具専門店自体が非常に少ないです。
雑誌や新聞を扱う”News Agency”というお店に、基本的な文具が置いてあるくらいです。
コンビニに至っては、ボールペン(1種類)とテープしかありませんでした。
万年筆は、ユーザーも非常に少ないのでしょう。
免税店のモンブランコーナーでしか見ませんでした。
オフィス用品専門店に行ってみた
しかし、それではちょっとつまらない。
見つからないモノは探してみようということで、文具店がないか調べてみました。
運良く、ホテルからシドニー市街へ向かう街道沿いに、オフィス用品の専門店”Office Works”がありました。
オフィス用品全般のサプライヤーのようです。
店舗は大型の平屋で、ホームセンターのような雰囲気。
薬局と写真屋さんが併設されていました。
売り場は大きく分けて3セクションに分かれていて、それぞれOA機器、オフィスファニチャー、ステーショナリーが置いてあります。
さすがにオフィス用品専門店と言うだけあって、オフィスに必要なモノはデスクから事務用品からなんとパソコンまで!!一通り揃いますね。
ACERとかDELLのUMPCも展示されていましたよ。
意外なところでは、お菓子や水のボトルも売っていました。
オフィスで必要になるモノはとりあえず全部置いてあるお店です。
BicとPost-itが異常に強い
ポストイットのラインナップが半端じゃないです。
↑この棚全部ポストイット。
左側に積んであるパンフはA4版なので、この半端じゃない量がわかると思います。
ティッシュみたいに連続で出てくるメモパッドとか、結構欲しかったり。専用のディスペンサーも。
こちらでは3×3インチのブロックタイプがとてもメジャーなようで、定番の黄色だけでなく色違いもたくさんありました。
秀逸なのが、”Sign HERE”とか指示が書いてある矢印形の付箋。
いろんな種類がありましたよ。
そしてやはりBicのボールペン。
どの棚も、端の方には必ずといって良いほど、Bicのペンがぶら下がっていました。
ボールペンコーナーも棚の1/3以上がBic。
すごいですねー。
私はあの粘っこい書き味が苦手なのですが。
黄色いのは全部Bicで、青いのが最近日本にも進出してきたPaper-Mateです。
日本ではコンビニで売っているような安いボールペン類が主流なんですね。
懐かしのBic4色BPもまだまだ現役です。
シャープペンは需要がないのか、かなり少なかったのが印象的です。
しかもほとんどが日本メーカー。
外国のメーカーではステッドラーぐらいですね。
カラーマーカーはスタビロが主流
こちらは、児童用筆記具のコーナーにあったファーバーカステルです。
ファーバーカステルというと、日本では高級ラインのグラフ・フォン・ファーバーカステルが有名ですが、廉価の筆記具もちゃんと作ってるんですね。
このカラーマーカーセットなんて、1,000円しないので欲しい方は多いのでは?
そして、この実用本位の国で非常にメジャーな事務用マーカーがこちら。
言わずと知れた素旅路(by ATOK2009)、もといスタビロBOSSです。
4本セットでA$5.99(最低5セント単位なので、単体で買うとA$6.00)ですから、価格差もあまりないですね。
マーカー類はスタビロの独壇場のような印象でした。
カフェでもコンビニでもホテルでも、みんなスタビロBOSS使ってます。
私も帰国後に購入してしまいました。使うあてが無いのにもかかわらず。
モレスキンもどきと高価なジョッター
手帳コーナーに、モレスキンもどきの綴じ手帳がありました。
包装までそっくり。
サイズはもどきの方が少しだけ大きいです。
ポケットとラージがあるのもモレスキンと同じですね。
カラーバリエーションはもどきの方が優れています。
ライムグリーンやピンクなんかもありました。
あと、ファイロファクスのオーガナイザーが裸で(厚紙のスリーブだけで)ズラッと並べられていました。
A$100以上するようなものまで無造作に置かれていたので、ちょっと意外でした。
また、手帳の棚の端にはパーカーの廉価ラインが吊してあったのですが、値札を見てびっくり!
ジョッターですよね?
日本で1,050円の。
A$36.95ってなんでそんなに高いんですか。約2,800円ですよ?
フロンティアやV88もありましたが、どれも日本の市価より1,500~2,000円近く高くなっていました。
Bicは安いので、アメリカ製品に対する関税が高いわけでは無いと思うのですが、これはどういったことが原因なんでしょうか。
日本の筆記具も頑張ってます
日本メーカーのペンもいろいろありました。
メーカー別では、三菱鉛筆、pilotが大多数。
他に、ぺんてる、ゼブラがありました。
シャープペンは8割が日本製。
ほとんどが三菱鉛筆で、芯もAinとHi-Polymer芯が多かったです。
uni-ballとして、SignoやJetStreamが大量にありました。
これはNewsAgencyでも置いてあったので、三菱鉛筆はそれなりにメジャーなようです。
日本では見かけなくなりましたが、uniの水性ボールが並んでいました。
中学受験の時に使っていたので、とても懐かしいです。
サラサラした書き味がとても気に入っていました。
なんとPOSCAもありましたよ!
不透明なマーカーというのはやはり需要があるのでしょうか。
pilot製品はFRIXON、G-2(日本ではあまり見なくなりましたが)、Dr.GRIPが人気のようです。
また、上の写真のように廉価ラインのボールペンはまとめ売りで吊ってありました。
意外なところでは、ゼブラのAir-Fitがありましたよ。
人気なんでしょうか…。
質実剛健が美徳
今回でシドニーレポはとりあえず終了です。
観光スポットなどはまた紹介するかも知れませんが、今のところ予定はありません。
今回の旅で感じたのは、Aussieは何よりも”機能すること”を最重視しているんだな、ということです。
車や道路そのものも、最低限機能すれば使う。
筆記具もあくまで実用品として考えているのがよくわかりました。
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