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	<title>いのらぼ &#187; 雑記</title>
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		<title>大学生のノート術</title>
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		<pubDate>Tue, 27 Sep 2011 12:05:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[この記事では私が考える大学生のためのノートの取り方を提案します。 友人たちのノートや勉強方法を見ていて、教科書やノートが綺麗な学生が多いということに気づきました。 あえて断言しておきますが、本当に講義の内容を頭に入れたい &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/201109271429">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>この記事では私が考える大学生のためのノートの取り方を提案します。</p>
<p>友人たちのノートや勉強方法を見ていて、教科書やノートが綺麗な学生が多いということに気づきました。<br />
あえて断言しておきますが、本当に講義の内容を頭に入れたいのであれば、教科書や資料、ノートは汚した者勝ちです。</p>
<p>『東大合格生のノートは必ず美しい』という本がありますが、あれは彼らが学んでいるのが体系化され、要約された知識だからです。</p>
<h3>高校の勉強と大学の勉強はまったく別物</h3>
<p>高校生と大学生の勉強は、その質が大幅に違います。</p>
<p>高校生は、特に大学受験生が学んでいるのは、アウトプットされたあとの&#8221;知識&#8221;だけです。<br />
教科書にまとめられ、参考書に体系化されたいわゆる&#8221;果実&#8221;を、いかに多く抱え込み、即座に取り出せるようにするかが勝負なのです。<br />
<span id="more-1429"></span><br />
ひるがえって、大学での学びはどういったものでしょうか。<br />
大学は、知識という&#8221;果実&#8221;を実らせるための&#8221;方法&#8221;を学ぶ場所です。<br />
もちろん、その原料となる基礎的な知識は必要でしょう。<br />
また、思考方法の手順を覚えることも必要です。<br />
しかしそれらの&#8221;暗記項目&#8221;は、大学で学ぶもののほんの一部に過ぎません。<br />
あとは自分で考えて導き出して獲得するものが大半です。<br />
そして、暗記項目に限っても、それは大学受験のように、質問に対してほぼ一対一で対応するものではなく、多くの選択肢から選びとる必要があるものばかりです。</p>
<p>では、その材料となる知識はどうやって覚えたらいいのでしょうか。</p>
<h3>関連付ける</h3>
<p>まずは、講義で扱われた重要なキーワードや、そこから派生する関連項目を、どんどんヒモ付けしていきます。</p>
<p>あるキーワードに関連する言葉を、すぐ近くに書き込みます。<br />
特に既出の知識や他のページに載っていることについては、私がよく使うのは”cf.)”※という記号のあとに関連する項目やページを書き込むやり方です。(※ conferatur = 参照せよ　の略</p>
<p>大学はある科目を取れば、その周辺分野の講義も取ることが多いはずですから、科目が違ったとしてもそれを横断するようにして関連性を見えるように書き留めていきます。</p>
<h3>基本的にノートは要らない</h3>
<p>ノート術と題しておいてなんですが、特に教科書に沿って進められる講義やレジュメが配布される講義に関しては、講義内容のすべてをそれに書きこんでいきます。</p>
<p>もちろん、板書によって進行する講義の場合はノートが必要ですが。</p>
<p>直接の書き込みでも板書を写したノートでも、重要だと思う場所は遠慮なく目立たせ、下線や記号を使い分けてなぜそれが重要なのか分かるようにしておきます。</p>
<h3>書き込みには色ペンを多用して目立たせる</h3>
<p>当然のことですが、印刷は黒いインクで行われます。</p>
<p>書きこむ対象である教科書やレジュメもそうです。</p>
<p>では、どのようにして自分の書き込みを目立たせるか。<br />
色ペンを使うしかありません。</p>
<p>私は、通常の書き込みには青インクの万年筆かボールペン、ハイライトや重要な書き込みには蛍光ペンやダーマトグラフ、オレンジ色や緑色の鮮やかなインクを入れた万年筆を使っています。</p>
<p>実は、人間の脳は黒白よりもフルカラーのものを喜びます。<br />
脳が喜ぶということは、楽に頭に入ってくるということです。<br />
つまり、シャーペンを使って整理されたノートを作るより、色ペンを大量に使って盛大に書きこんだ汚い教科書のほうが頭に入りやすいのです。</p>
<h3>重要なのはこれだけ</h3>
<p>講義の内容を頭に入れるために必要なのは、本当にこれだけです。<br />
関連付けて、視覚的に目立たせる。<br />
あとはその講義を受講する目的意識や興味の高さがしっかりしていれば、単位を落とすなんてことはありえません。</p>
<p>大学において、綺麗なノートを作ることは勉強ではなくただの作業です。<br />
そんなことしている暇があるなら専門書をたくさん読んだほうがいい。</p>
<p>整理されて読みやすいノートを作るよりも、連想ゲームのように知識を関連付けていったほうが、思考の幅も広がります。<br />
思考の幅が広がれば、問題を多角的に検討して、より簡単に答えを導き出すことができるようになります。</p>
<p>先日、恩師に「大学生が身につけるべき力はパラフレーズ(言い換え)力である」と言われました。<br />
キーワード同士を関連付けることが出来れば、それは自然についてくる力です。<br />
そして、私の実感として、論述問題にしても短答問題にしても、レポートや論文を執筆するときにも、一番必要とされて実際に使える力は、この関連付けと言い換えの力なのです。</p>
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		<title>wordpress for Android から投稿してみる</title>
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		<comments>http://www.inolabo.net/201107301431#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 30 Jul 2011 10:16:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[今更ながら、wordpressのアプリを入れてみました。 画像も投稿できるのね。 せっかくなのでリハビリにミニエントリーを織り交ぜつつ、更新再開していきます。 文具ネタも山積してるので。。。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>今更ながら、wordpressのアプリを入れてみました。</p>
<p>画像も投稿できるのね。</p>
<p>せっかくなのでリハビリにミニエントリーを織り交ぜつつ、更新再開していきます。</p>
<p>文具ネタも山積してるので。。。</p>
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		<title>エポケーという選択　―アキラメルということ</title>
		<link>http://www.inolabo.net/201104181425</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/201104181425#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 18 Apr 2011 11:16:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[珍しく、というか、初めてかも知れませんが、ちょっと真面目に最近考えたことを一気に殴り書き。 &#8220;エポケー&#8221;という言葉をご存知でしょうか。 哲学用語で、特に懐疑論で使われる言葉で、「判断停止、中断、保 &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/201104181425">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>珍しく、というか、初めてかも知れませんが、ちょっと真面目に最近考えたことを一気に殴り書き。</p>
<p>&#8220;エポケー&#8221;という言葉をご存知でしょうか。</p>
<p>哲学用語で、特に懐疑論で使われる言葉で、「判断停止、中断、保留」を意味します。</p>
<p>この一ヶ月と少し、私たちは本当に様々な、途方もない量の情報に晒されてきました。<br />
命とか、家族とか、ふるさととか、人生とか、そういうことを、今まで考えたことがない人も、否が応でも考えざるを得ない状態だったのではないでしょうか。</p>
<p>日本、特に東日本に住む人々は、おそらく3.11を境に今までとはまったく違う価値観を持つことになったと思います。</p>
<p>私も、主にツイッターで流れてくる沢山の情報に溺れかけるほどに、今まで以上に様々な思考を巡らせ、一つ一つをとても真剣に考えていました。</p>
<p>この状況で、自分にできることはなにか。<br />
被災地の為に、この先の日本のために、自分の為に、大切な人たちの為に、自分はどう考え、行動すればいいのか。<br />
一ヶ月間、それを考えなかった日はありません。いや、もしかしたら一瞬たりとも考えていなかったことはないかも知れない。</p>
<p>さらには未だ厳しい状況を脱していない福島第一原発。<br />
放射能汚染の恐怖、電力不足、イデオロギーの対立、脱原発後のエネルギー構造。<br />
扇動としか思えない報道や、ジャーナリズムのあり方について。</p>
<p>本を読む暇も無いくらいに、常に頭はフル回転で考えていたように思います。</p>
<p>そして出した結論が、&#8221;エポケー&#8221;でした。</p>
<p>結論とは言えないかも知れませんが、正直に言えば、考えることに疲れてしまったのです。</p>
<p>何が正しいとか、善いとか、そんなことはいくら考えたってわからない。<br />
答えのでない問を続けられるほど、少なくとも私はリソースを持っていません。<br />
それは時間だったり、金銭だったり、精神力や脳の思考力という意味でも。</p>
<p>確かに不安はありますし、人並みに憤ったり、感動したりします。<br />
でもね、考えていたって仕方ないんですよ。<br />
地震も、原発事故も、もうすでに起きてしまったのだから。</p>
<p>だからそれらについて考えることは一旦やめようと決断したのです。<br />
少なくとも、結論を求めることはしない、と。</p>
<p>今は、目の前で起こっている現実に対して出来ることを、粛々と、淡々とやっていくしかないと。</p>
<p>&#8220;なるようになる&#8221;という言葉がありますが、裏をかえせば&#8221;なるようにしかならない&#8221;のであって、それをどうこうしようと考えても仕方ないんじゃないかと思い始めました。</p>
<p>起きてしまったことは&#8221;しょうがない&#8221;。<br />
それに関して、ああすればとかこうだったらとか、間違ってるとか善い悪いとか、そんなこと考えてたって始まらないんじゃないか。<br />
考えるべきは&#8221;じゃあ、これからどうするか&#8221;ではないのか。</p>
<p>そう思ったのです。</p>
<p>五木寛之さんの著書に、&#8221;あきらめる&#8221;とは&#8221;あきらかに究める&#8221;ことだという一節があります。<br />
あきらかに究めるとはどういう事か。<br />
それは、勝手な解釈ですが、&#8221;なるようにしかならない&#8221;という現実を受け入れることではないでしょうか。</p>
<p>何が起きているのか、ただ現実に起きている事象だけを、しっかりと刮目して見極める。<br />
そしてそれを受け入れ、自分の為すべきことを粛々と為す。</p>
<p>未来は思考の先にあるのではなく、行動の先に見えてくるものです。</p>
<p>行動できる範囲で、地道に現実に対処していくしか道は無いのではないでしょうか。<br />
そのためには、いつまでも考え続けるのではなく、現実は現実として対処していく姿勢が大事なのではないかと思うのです。</p>
<p>ここからちょっと余計な話。</p>
<p>この震災とその後の原発事故で一番堪えたのは、人々の、特に首都圏民の諦めの悪さです。<br />
不安なのはわかりますが、乱暴に言えば、みんなどうせいつか死ぬんです。<br />
それなのに、&#8221;まあ、その時はその時だ&#8221;と思えない、その諦めの悪さが、地震よりも原発よりも私にとっては恐怖でした。<br />
東北の方々には申し訳ないですが、3.11の直接の被災地が首都圏でなくてよかったと、本気で思いました。</p>
<p>&#8220;ま、どうせいつか死ぬんだし&#8221;と何故思えないのか。<br />
自分だけは永遠に生き続けるとでも思っているんでしょうか。<br />
別に地震じゃなくても、明日自動車にはねられるかも知れない。暴漢に襲われるかも知れない。風呂場で転んで頭を打つかも知れない。心臓発作で倒れるかも知れない。<br />
統計的にはそれらの方が地震や津波、原発事故よりも危険でしょう。</p>
<p>別にね、みんないつか死ぬんだから享楽的に生きようと言ってるわけじゃない。<br />
もっと冷静に、人間だって自然の生き物だってことを受け入れようと言いたい。<br />
いつか終える自分の命に執着したって仕方ないでしょう。<br />
脈々と続く未来の命のために、目の前の現実に対して何が出来るのか。それが大切な事じゃないんですかね。</p>
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		<title>地震とモレスキン</title>
		<link>http://www.inolabo.net/201104101417</link>
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		<pubDate>Sun, 10 Apr 2011 13:30:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[東日本大震災から一ヶ月が経過しました。 おそらく、この地震とその後の福島原発危機は将来日本史の教科書に載るでしょう。 地震そのものの規模もさることながら、被災地域の広さ、そして死者行方不明者数、影響の大きさ、どれをとって &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/201104101417">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>東日本大震災から一ヶ月が経過しました。</p>
<p>おそらく、この地震とその後の福島原発危機は将来日本史の教科書に載るでしょう。<br />
地震そのものの規模もさることながら、被災地域の広さ、そして死者行方不明者数、影響の大きさ、どれをとっても歴史に残る大事件です。</p>
<p>被災された方々にお見舞い申し上げると共に、不幸にも亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。</p>
<p>さて、実はこの一ヶ月、それまで毎日のようにいろいろ書き込んでいたモレスキンをほとんど開いていません。</p>
<p>というのも、書くべき事柄は多いのですが、多すぎて色々とパンクしてしまっているのです。<br />
ただ、考えつかれてぼーっとしているときに浮かんでくるのは、この震災を、そしてその後見聞きしたこと、感じたことを、忘れたくないという思いです。<br />
記録に残すのではなく、自らの記憶に深く深く刻みつけておきたい。</p>
<p>だからなのでしょうか、文章では、地震発生以降の自分の行動以外はほとんど記録していないのですが、各メディアが撮影した画像や映像は大量に蒐集しています。</p>
<p>書くことによって、文章としてアウトプットすることによって、確かに脳のリソースは浮きますし、形になって残ることの意味は非常に大きいです。<br />
しかし、今回感じたのはその限界でした。</p>
<p>言葉にならない情景が、感情が、想いが、まるで地震の後に北日本を襲った津波のように押し寄せてきて、何度も自分の思考に溺れそうになりました。</p>
<p>きっと、そのうち落ち着いて考えることができるようになったら、蒐集した画像を振り返って、自分なりにこの&#8221;3.11&#8243;を総括してみようと思います。</p>
<div class="topsy_widget_data topsy_theme_blue" style="margin-left: 0px; margin-bottom:1ex; background: url(data:,%7B%20%22url%22%3A%20%22http%253A%252F%252Fwww.inolabo.net%252F201104101417%22%2C%20%22style%22%3A%20%22big%22%2C%20%22title%22%3A%20%22%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%A8%E3%83%A2%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3%22%20%7D);"></div>

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		<item>
		<title>モレスキンのブランド志向について独断と偏見による意見を述べてみる</title>
		<link>http://www.inolabo.net/201012161383</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/201012161383#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 15 Dec 2010 16:13:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[MOLESKINE]]></category>

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		<description><![CDATA[実は少し前から、モレスキンの販路が変更されています。 代理店から、問屋を通さず直接流通というかたちになっています。 問題は、納品時の送料。 下代で2万円以上の注文でないと、たとえ客注品でも一回あたり1,000円の送料がか &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/201012161383">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>実は少し前から、モレスキンの販路が変更されています。</p>
<p>代理店から、問屋を通さず直接流通というかたちになっています。</p>
<p>問題は、納品時の送料。<br />
下代で2万円以上の注文でないと、たとえ客注品でも一回あたり1,000円の送料がかかるとか。<br />
上代でも1,890円のノートを注文するのに、1,000円の送料って何ですか。<br />
これじゃ客注とりにくいですよ。</p>
<p>これでは、そもそもモレスキンをあまり置いていない文房具店などは採算が取れなくなり、モレスキンの取り扱いを中止せざるを得なくなるのではないでしょうか。</p>
<p>ここからは、この問題について、私の独断と偏見によって、至極個人的な主張を書かせていただきます。<br />
続きは読者の皆様の自己責任に於いて読んでください。<br />
<span id="more-1383"></span></p>
<p>この代理店の行動は、なんとなく、いやあからさまに、リシュモングループに吸収されたモンブランを想起させます。</p>
<p>一昨年、非常に酷い品質劣化でユーザーの多くを失ったモレスキンですが、昨年は品質も改善され、モレ本の影響もあって大ブレイク。<br />
しかし、売れたからといって、すぐに自身をブランド化するようなこの施策には疑問を覚えずにいられません。</p>
<p>そもそもモレスキンは、魔法のノートでも伝説のノートでもありません。ただの、本当にただのノートです。<br />
だからこそ、ユーザーはそこに無限の自由を見出し、モレスキンに惚れ込むのではないでしょうか。</p>
<p>&#8220;MOLESKINE&#8221;の名前は、ユーザーにとって自由を象徴するものであり、決してブランドなんかではないと思います。</p>
<p>たしかに、昨年モレスキンが獲得した新規ユーザーの中には、モレスキンを神格化する人も多いように感じます。<br />
しかしそれはメーカーと代理店が仕掛けたプロモーションによるものであり、モレスキン自体の本質に迫る物ではないというのが私の考えです。</p>
<p>モレスキンは装飾品ではありません。<br />
モレスキンはステータスではありません。<br />
モレスキンはブランドではありません。</p>
<p>むしろその本質は、ブランドとは対極にあるものではないでしょうか。</p>
<p>正直、失望しました。</p>
<p>自分たちが扱っている商品の本質や、ユーザーがどんな思いを抱いて自分たちの商品を使ってくれているのかを知ろうとせず、爆発的な普及の意味をネームバリューの拡大としか捉えられない企業に、今後もユーザーを繋ぎ止めておくことなど出来るでしょうか。</p>
<p>このニュースを聞いた私の一番の懸念は、販路変更による取り扱い店舗の減少で、モレスキンが使われなくなることです。</p>
<p>我々ユーザーの希望は、いつの日かどんな書店や文房具店に行っても、必ず定番商品としてモレスキンが陳列されるようになることではないでしょうか。<br />
いつでもどこでも、常に同じフォーマットのノートが手に入る。<br />
だからこそ、安心して使い倒すことができるのではないですか？</p>
<p>今回の代理店の決定は、そんなユーザーの望みとは逆行しているようにしか思えません。</p>
<p>取り扱い店はできる限り流通に影響を出さぬよう、またさらなる普及に向けて努力されていることとは思いますが、それをよそにモレスキン社はノート以外にも手を広げましたね。</p>
<p>モンブランのように迷走しなければ良いのですが。</p>
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		<title>私がLAMYを好きな理由</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Feb 2010 13:16:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[LAMY]]></category>
		<category><![CDATA[LAMY2000]]></category>
		<category><![CDATA[デザイン]]></category>
		<category><![CDATA[万年筆]]></category>
		<category><![CDATA[文具]]></category>

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		<description><![CDATA[このblogを読んでくださっている方には周知のことかと思いますが、私は文具の中でも特にLAMYの製品をこよなく愛しております。 で、先日ふと、自分がなぜLAMYを好きなのかという理由を考えていたのですね。 LAMYの製品 &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/20100201877">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>このblogを読んでくださっている方には周知のことかと思いますが、私は文具の中でも特にLAMYの製品をこよなく愛しております。</p>
<p>で、先日ふと、自分がなぜLAMYを好きなのかという理由を考えていたのですね。</p>
<p>LAMYの製品は多くの実力のあるプロダクトデザイナーが設計しているので、いわゆる&#8221;デザイン文具&#8221;に分類されることが多いと思うのですが、一般的に言われるデザイン文具とはひと味違う。</p>
<p>私も、単に見た目のデザインが良いからLAMYを好んでいるわけではないのです。</p>
<p>考えていくと、私のデザインに対する、特にプロダクトデザインに対する考え方というのがLAMYへの愛(！)の根底にあることに気づきました。</p>
<p>私は、優れたデザインとは単に美しいだけのものではないと思っています。<br />
機能が伴って初めて、本当に優れたデザインと呼べるのだと。</p>
<p>その、機能ありきのデザイン、という点で見ていくと、LAMYの真髄が見えてきます。</p>
<p>LAMYのペンは各部がその形でなければならない理由が必ず存在しているのです。</p>
<p>例えば、LAMY2000万年筆のインク窓。<br />
これは筆記時には軸に溶け込んで、そこにインク窓があることがわからないようになっています。<br />
筆記しているときにインク窓を覗くことはないので、これはとても合理的です。</p>
<p>あと有名なのは水性ローラーボールの傑作、SWIFTの収納されるクリップですね。<br />
これは筆記時にクリップが邪魔にならないように、そして収納時(特にポケットに差す場合)にペン先の収納を忘れないようにする為です。<br />
ペン先が出ているとクリップが使えないのでポケットに差すことができず、シャツにインクをつけてしまうことを回避できます。</p>
<p>油性ボール、NOTOの三角形の軸やオフセットされたノックボタン、軸のラインから微妙に飛び出したクリップなども機能を追究した果ての秀逸なデザインです。</p>
<p>LAMYのペンは、細かいところだけれど、必ず意味のあるデザインがされているのです。</p>
<p>LAMY製品の魅力というのは、F1カーや軍用品の魅力と同質のものなのではないか、と、個人的には思っています。</p>
<p>速く走るために設計されるF1。<br />
確実に機能することだけを考えて設計される軍用品。</p>
<p>これらは&#8221;機能に追従するデザイン&#8221;という点で共通しています。</p>
<p>最近よく耳にする&#8221;デザイン～&#8221;に多い、形ありきのデザインではなく、機能に形状が追従するデザインがなされていることが、LAMYの本当の魅力ではないでしょうか。</p>
<p>同じドイツのモンブランは、最近どうもブランド化しすぎている嫌いがあります。<br />
LAMYもここ最近でかなり有名になっていますが、これからも機能美を追究した製品を作り続けて欲しいと思います。</p>
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		<title>追悼：J.D.Salinger</title>
		<link>http://www.inolabo.net/20100131874</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/20100131874#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 31 Jan 2010 14:25:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[J.D.Salinger]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[訃報]]></category>
		<category><![CDATA[追悼]]></category>

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		<description><![CDATA[孤高の作家が亡くなった。 91歳、老衰だそうだ。 &#8220;The cacher in the rye&#8221;の作者、J.D.Salingerは私の敬愛する作家の1人だ。 とはいえ、代表作である&#8221;T &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/20100131874">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>孤高の作家が亡くなった。<br />
91歳、老衰だそうだ。</p>
<p>&#8220;The cacher in the rye&#8221;の作者、J.D.Salingerは私の敬愛する作家の1人だ。</p>
<p>とはいえ、代表作である&#8221;The cacher in the rye&#8221;以外の作品を読んだのはここ最近のこと。</p>
<p>私にとっては&#8221;The cacher in the rye&#8221;の世界がSalingerの全てだった。</p>
<p>&#8220;The cacher in the rye&#8221;の主人公ホールデン･コールフィールドは、初めてその本に触れた当時高校を出たばかりだった私にはとても共感できる孤高のヒーローだった。</p>
<p>彼は大人の世界や大人そのものが内包する性質や、それを象徴する些細なことがらに違和感を覚え、&#8221;インチキ&#8221;だとして、弟や妹、そして街行く子供が持つ純粋さ(それはかつて彼自身や私が持っていて、いつの間にか薄れてしまったものだ)をどこまでも追い求め、守り、失うまいとする。<br />
しかしその一方で、酒や煙草、セックスというそれこそ&#8221;インチキ&#8221;の最たるものである退廃に溺れ、自分をいとも簡単に見失うホールデンは、まさに自分自身だった。</p>
<p>人の世を厭うかのように、35年もの間、新作を発表せず静かに暮らしていたJ.D.Salinger。<br />
彼は、ライ麦畑で子供達をつかまえることができたのだろうか。</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=wgull717-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=4560070512&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
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		<title>右手首に腱鞘炎？</title>
		<link>http://www.inolabo.net/20091017681</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/20091017681#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 17 Oct 2009 10:53:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[どうも、右の手首が腱鞘炎を起こしてる模様。 数日前から違和感はあったのですが、今日夕方頃から本格的に痛み出しました。 とりあえずアイシングとテーピングで様子見です。 テーピングは非伸縮の、固定用使いました。 それでも最初 &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/20091017681">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>どうも、右の手首が腱鞘炎を起こしてる模様。</p>
<p>数日前から違和感はあったのですが、今日夕方頃から本格的に痛み出しました。</p>
<p>とりあえずアイシングとテーピングで様子見です。</p>
<p>テーピングは非伸縮の、固定用使いました。<br />
				それでも最初は、ちょっとした遊びのぶん動いちゃうんですよね。</p>
<p>そんな些細な動きでもかなり痛いので、ちょっともったいないですがロールの1/4くらいの量を使って ガチガチに固定しました。</p>
<p>それでようやく、文字を書いたりキーボードを打っても激痛は走らなくなった。</p>
<p>週末は固定＆冷却で乗り切って、週明けにでも整形外科行ってみようと思います。</p>
<p>手首が固定されると本が持ちづらいです。</p>
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		<title>キーボード掃除用スライム&#8221;サイバークリーン&#8221;</title>
		<link>http://www.inolabo.net/20090718752</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/20090718752#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 18 Jul 2009 14:58:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[キーボード]]></category>
		<category><![CDATA[小物]]></category>
		<category><![CDATA[掃除]]></category>

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		<description><![CDATA[キーボードの掃除用アイテムとして最近出てきたのがこちら。 スイス生まれのサイバークリーンです。 今日、ホームセンターのオフィスサプライの棚で安かったので買ってきました。 使ったことある方はわかると思いますが、スライムです &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/20090718752">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p>キーボードの掃除用アイテムとして最近出てきたのがこちら。<br />
				スイス生まれのサイバークリーンです。</p>
<p><a href="http://www.inolabo.net/wp-content/uploads/2009/07/img_0713.jpg"><img title="img_0713" src="http://www.inolabo.net/wp-content/uploads/2009/07/img_0713.jpg" alt="img_0713" width="300" height="225" /></a></p>
<p>今日、ホームセンターのオフィスサプライの棚で安かったので買ってきました。</p>
<p>使ったことある方はわかると思いますが、スライムです。	</p>
</p></div>
<div class="textBody" id="extended">
<p>感触が、あの、ファミレスのおもちゃコーナーで売っているスライムそっくりです。</p>
<p>このお掃除用スライム、使用方法がなかなか面白いです。</p>
<p>キーボードにギューッと押しつけて、剥がす。</p>
<p>それだけなのですが、エアダスターのようにホコリを撒き散らさないし、手の脂による<strong>ベタベタ感もキレイさっぱり取ってくれる</strong>ので、なかなかお手軽で優秀です。</p>
<p>私の使っているキーボードはストロークが深いので、さすがにキーの下に潜り込んでいるホコリは無理ですが、キーとキーの間は確実にキレイにしてくれます。<br />
				ノートパソコンのキーボードなら、けっこう奥までキレイにできるかも。</p>
<p>使っているうちにだんだんと黒ずんでくるようで、パッケージ(兼保存用パック)には色のサンプルが印刷されています。</p>
<p>パソコン周辺だけでなく、携帯電話などにも使えるので、持っておいて無駄はないかも。<br />
				私も携帯電話と電卓、デジカメなど色々と掃除してしまいました。</p>
<p>あと、あんまりやると本来の機能が失われてしまいそうですが、ただ単純にムニムニしてるだけでひんやりしてて気持ちいいです^^;</p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&#038;bc1=000000&#038;IS2=1&#038;bg1=FFFFFF&#038;fc1=000000&#038;lc1=0000FF&#038;t=wgull717-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;m=amazon&#038;f=ifr&#038;md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&#038;asins=B001O8XECS" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
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		<item>
		<title>文系とか理系とか　その２</title>
		<link>http://www.inolabo.net/20090427824</link>
		<comments>http://www.inolabo.net/20090427824#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 27 Apr 2009 09:41:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>いの</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.inolabo.net/?p=824</guid>
		<description><![CDATA[先のエントリで批判した記事に其の二が付いていました。 そちらもどうも違和感だらけなので、反論してみることにします。 理系脳毒之助Diary:文系と理系には埋めがたい溝がある件について　其の二 &#8211; livedo &#8230; <a href="http://www.inolabo.net/20090427824">続きを読む <span class="meta-nav">&#8594;</span></a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<p><a href="http://www.inolabo.net/20090427822">先のエントリ</a>で<a href="http://docnosuke.livedoor.biz/archives/51211699.html">批判した記事</a>に<a href="http://docnosuke.livedoor.biz/archives/51211811.html" target="_blank">其の二</a>が付いていました。<br />
				そちらもどうも違和感だらけなので、反論してみることにします。	</p>
<p><em>理系脳毒之助Diary:文系と理系には埋めがたい溝がある件について　其の二 &#8211; livedoor Blog（ブログ）</em><br />
				<a href="http://docnosuke.livedoor.biz/archives/51211811.html" target="_blank">http://docnosuke.livedoor.biz/archives/51211811.html</a></p>
<blockquote><p>文系の人の話をつきつめていくと、最終的にはなんらかの権威を信じることでしか、その論理の正当性を主張出来ていないことがほとんどです。</p>
</blockquote>
<p>文系のほとんどの学問で、なんらかの権威を信じることでしか論理の正当性を主張できないのは、解が無いからです。<br />
				というか、文系の場合はもうどこまで行っても「仮説」でしかないわけで、それが正しいのかということを証明することが出来ない(というかスタンスが違う)んです。<br />
				だからこそ、研究者として有名な誰かの仮説に立って、新たな仮説を積み上げていくのです。<br />
				この人の仮説ならこうだ、でもあの人の仮説だとこうなる、と。</p>
<p>これが理系だと、「現象」はもうそこにあって、正解が存在している。<br />
				だから権威に頼らずとも、正当性が証明できるのです。</p>
<p>正解に至る論理的な正しさを追求する理系と違って、正解を持たない文系は正しさを追求するスタンスは取っていない。<br />
				これは非常に大きな違いで、もう学問の性質からして違うのだから、これを同列に語ること自体がまずおかしい。</p>
<blockquote><p>しかし文系の場合、どこかしらで「信じること」しかできない壁につきあたります。ある思考のフレームワークが正しいか正しくないかというのは、人が何を信じるかによって変わってしまいます。</p>
</blockquote>
<p>違う違う違う!!<br />
				文系の学問は「正しさ」を追求する学問じゃないんだ!!<br />
				「正しさとは何か」を追求する学問なんだ!!<br />
				ある現象をみて、理系はその現象を説明しようとする。でもその現象が、実在しないとしたら？幻想だったら？はたまたキアヌ･リーヴスが主演した映画のように、何者かによって創られたものだとしたら？<br />
				何が正しいかなんてわからない。だから何が正しいのかを追求するのが文系の仕事なんですよ。</p>
<p>もっと言えば、何を信じるかによって変わってしまう「正しさ」を、その中にある本質にまで昇華する作業が文系には求められるんです。<br />
				その手法として有名なのがテーゼとアンチテーゼ(これが立場によって異なる正しさ)を止揚してジンテーゼを導き出す、ヘーゲルの弁証法です。</p>
<blockquote><p>「それってどこまで普遍的なのよ？」という疑問がどうしてもわいてしまうからです。</p>
</blockquote>
<p>これを見て、私は「普遍性ってなんなのよ？」という疑問がどうしてもわいてしまいます。<br />
				この世界に普遍的なものなんて一つも無い。<br />
				見ている色、感じる温度、動き、世界のすべては個の中にしか無い。すべては究極に特殊で個別具体的なんです。<br />
				ただそれを、共通認識(もっと言えば共通幻想)として扱うから、普遍的に見えるだけ。</p>
<p>私が見ている赤色と、あなたが見ている赤色は違う。<br />
				たかが色にすら、普遍性なんてものは存在しない。<br />
				そのなかで普遍性とか正しさとか存在とか、非常に曖昧で実際には存在しないものを追及していくのが哲学だったり、論理学だったりそういう文系的な学問なんです。</p>
<p>言語学をはじめとする他の文系的な学問も同じ。<br />
				解なんて無いところから出発するのが文系なんです。<br />
				文系において一つだけ確かなことは、「自分が存在している」ということだけです。<br />
				本来存在し得ない「普遍性」という権威を信仰するのは理系です。</p>
<blockquote><p>普遍的な客観性でなく、最後には権威を拠り所に信仰へと向かってしまう文系に、理性のある社会を作り上げることができるのでしょうか。</p>
</blockquote>
<p>いやそれは極論というか暴論というか…理性的な社会を創るために人間が用いてきた法学や心理学や社会学はすべて文系ですよね？<br />
				非常に曖昧である「存在」や「普遍性」といったものに立脚している理系こそ、本当の意味で理性的な社会を創ることなんて出来ないと思うのです。</p>
<p>私は、「科学」というものは、人類史上最高に普及に成功した宗教だと思っています。<br />
				なぜなら、本当の意味での懐疑をしないから。これはもう一種の原理主義です。</p>
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