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小飼弾

「日本一の読者」が書いた「新書の読み方」 – 書評 – 新書がベスト

おそらく日本で一番本を読んでいるアルファブロガー、小飼弾さんの新刊です。

本書の著者は日本一の読者でもありますから、とても読みやすいです。
読者がどう読むのかを知り尽くしているような印象を受けます。

表現は簡潔で的確。
誤解の余地や解釈の幅が最小限に抑えられています。

活字は苦手…という人でも、あまり苦労せずに読み、理解できるのではないかと思います。

そして本書では、そのような全く読書の習慣がない人にも分かりやすく、新書の効用と読み方、買い方が丁寧に解説されています。
読書習慣を付けるために必要な具体的な行動は、簡潔にまとめれば以下の通り。

・まずは本棚を買う。
・そして、まずなんでも良いから新書を300冊買う。
・最初の10冊を何が何でも読み終わる。

私の場合、300冊まとめ買いはちょっと経済的に無理があります。
さらに、読書習慣もあります。
そして両親の蔵書している新書が150冊近くはありますので、とりあえずそこから取りかかろうと思ったら

http://twitter.com/dankogai/status/16144949506

新たに本を読まなくなるリスクが。人は自分が盛っているものの価値を過大評価する性向があるので。<@ino717 @dankogai の新書の新書を読んで、300冊とか買えん(経済的に)とか思ってたら、自宅の書庫に100冊以上あった。とりあえず新しい新書を買うのは全部読んでからにする

と、著者ご本人からご指摘を受けました。
私のように大量の未読本を在庫している場合、目次だけでも目を通しておくように、というアドヴァイスも。

ちなみに、300冊買うのもマストらしい。

http://twitter.com/dankogai/status/16145275987

駄目。そのために http://ht.ly/1Y96M を出したといってもいいぐらい<@kameid …まず300冊買わないといけないだろうか。一冊ずつじゃ駄目?

さらに本書の良いところは、レーベル別の傾向や著者おすすめのタイトルが細かく書かれていること。

読書習慣のない方は、とりあえず本書に書かれているとおりの読み方をしてみて、読書に慣れている方は、著者おすすめの本の中から自分の気になる本を選んで読んでみるという使い方ができます。

読むべき本に迷ったときの、”本のレファレンス本”としても有用な一冊だと思います。

しかし、このタイトルを、このレーベルから出すのはネタとしか思えない(笑)

これから読書習慣を付けたい人、何を読んで良いのかわからない人、本を読むすべての人におすすめです。

(余談ですが、本記事のタイトルは著者の書評エントリーを真似したものです^^;)

【レビュー:本】空気を読むな、本を読め。

タイトル:空気を読むな、本を読め。
著者:小飼弾
出版社:イースト・プレス

読書人として、ブロガーとして私のメンターである、小飼弾さんの”本の本”です。

私は、”空気を読む”という行為やそれを是とする風潮を非常に嫌っているのですが、それが間違っていないと弾さんに保障されたようで、正直、読んでいる間に何度も快哉を叫びたくなりました。

両親は徹底して”ウチはウチ、他所は他所”と言って私を教育しましたし、保育園の時分からテレビと言えばNHKのニュース番組とドキュメンタリーでした。

小学生になってもドラゴンボールも知りませんでしたし、テレビを観たいという感情もあまり覚えませんでした。
どうしても観たかった番組は、毎週月曜日のゴールデンタイムにNHKでやっていた、『生きもの地球紀行』ぐらいでしょうか。

おかげで今でも、基本的にケーブルテレビのドキュメンタリーしか観ませんし、地上波はどのチャンネルがどの放送局かも定かではありません。

そして、その分、本だけは際限なく与えられました。
書店ではいくら使っても許されましたし、図書館でも両親の分のカードまで使って借りました。
更に何より、寝室と両親の書斎には壁一面の本棚がありました。
読む本が無い、ということは今まで生きてきた21年間、一度も経験したことはありませんでした。

他所がどうであろうと、それがウチの教育でした。

現代には、この”ウチはウチ、他所は他所”という考え方ができる人が少ない。
少なくとも私の周りにはそれなりに存在しますが、世間一般を見渡せばかなり少数派ではないかと思います。

自分が”KY”と呼ばれることを恐れる人にとって、この本は衝撃的なのではないでしょうか。

1ページ目から、いきなり”空気なんか読んでいたら確実にバカになります”と弾言されている。

ああ、前の上司に聞かせてやりたい!

弾さんの読書法、本に対する姿勢、読書歴、情報の取り扱い方が凝縮されたこの本。

この本を読めば”読書”の全てがわかると言っても過言ではないかも知れません。
なにしろ、著者はおそらく、質・量共に日本一の読書家ですから。

弾さんの書評blog: 404 Blog Not Found
弾さんTwitter: http://twitter.com/dankogai

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